■インラインホッケーの概要
簡単に言えば、ローラースケート(インラインスケート)でやるアイスホッケーですが、アイスホッケーのような過激なボディコンタクトが禁止されます。
見た目にはコート上で行うホッケーという感じでほとんど変わりません。しかし、実際やってみると全く違うスポーツです。アイスホッケー経験あるポラリスの選手がすぐインラインをできないことで分かると思いますが・・・
まず止まれないです。
おおまかなルールはコート上の選手は4対4(キーパーを含めると5対5)、
基本的にチェックは禁止です。オフサイドはセンターラインを挟んでのパスオフサイドが
オフサイドとなります(パックより先に選手が入っていてもパスをしなければオフサイドになりません)。
パックはプラスチック製のものです。
なんと言ってもインラインホッケーの魅力は、手軽で危険も少なく、準備費用もアイスホッケーに比べ比較的安く、
アウトドアでもプレーできるので、今人気が高まってます。
現在、世界ではインラインホッケーの世界選手権は16チームでおこなわれています。
基本的に、ディビジョンAをグループA,Bに、
ディビジョンBをグループC,Dに分け、グループA、Bの4位チームとC、Dの1位が入れ替え戦を行いその後、
ディビジョンA,Bの順位トーナメントが行われます。
ちなみに前回大会はアメリカが優勝、スウェーデンが2位でした。
ちなみに日本は12位、ディビジョンBで4位でした。今年の世界選手権は5月26日からドイツで行われます。
詳しくはIIHFインラインのホームページをご参照ください。
札幌のインラインチームは鳥銀モルツ・プラネッツ アフロプレイなどのチームがあります。
お気づきの方もいるでしょうが、アイスホッケーチームとしても活躍しています。
道内のチームは現在全道大会に出場しているチームがA、Bクラス併せて16チームだと思います。それ以外にもあるとは思うのですが・・・。
07年5月12〜13日に帯広でAクラスの全道大会が行われ、優勝がHARD BISCUIT(苫小牧)、準優勝がBLOOD(照井・小菅・今井所属)(苫小牧)、3位がTEAM Conquest(帯広)で
この3チームが6月23日、24日に帯広で行われる全国大会に出場します。
(文・照井 貴博 選手)
■インラインとアイスホッケーの違い
| 相違点 |
| ■ |
アイスホッケー |
インラインホッケー |
長靴ホッケー |
滞上人数 | GK含め5on5 | ・GKなしの3on3 ・GK含め5on5 ・2on2 | ・Gkを含め8on8 |
試合場所 | アイスアリーナ | 表面の滑らかなコンクリート テニスコートなど | アイスアリーナ 凍った場所 |
球 | 鉛入り硬質ゴム | プラスティックのパックや カラーボール | ウレタンカラーボール |
接触プレー | ボディコンタクト可 | ボディコンタクト不可 | ボディコンタクトしやすい |
一試合時間 | 20分×3 | 一般的に5分×2 | 一般的に5分×2 |
選手交代 | 有り(滞氷約1〜2分) | 有り(滞氷約1〜2分) | 無し |
危険性 | 高 | 中 | 高 |
スピード | 最高 | 高 | 遅 |
| 必要な装備 (○…必要 △…必要でない) |
| ■ | アイスホッケー | インラインホッケー | 長靴ホッケー |
ヘルメット | ○ | ○ | ○ |
グローブ | ○ | ○ | ○ |
スティック | ○ | ○ | ○ |
ユニフォーム | ○ | ○ | ○ |
ショルダー | ○ | △ | △ |
パンツ | ○ | △ | △ |
エルボガード | ○ | ○ | ○ |
シンガード | ○ | △ | ○ |
シューズ | スケートシューズ | インラインシューズ | 長靴 |
■インラインホッケーに必要な道具
以下の道具が必要です。
■:ヘルメット / フェイスガード

頭や顔を守る為のものです。公式試合でも草試合でも着用しなければなりません。アイスホッケー用でも大丈夫ですし、
インライン用も売っています。両者にそれほどの差はありません。値段はピンきりですが5.000円以上からあります。
また、顔面への被弾を守る為、ヘルメットのオプショナルパーツとしてフェイスガードも装着できます。
特にこのフェイスガードは、パックの被弾に対して、眼のスピードと反応速度に慣れない子供には、装備することをお勧めします。
美貌を人前にさらけ出した方が良いか、あるいは、被弾して美貌に傷をつけてはマズいか、女性にとってもその装着の有無に葛藤する装備でもあります。
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■:スティック
サイズも構成も様々です。使いやすい長さは大体、床から本人のあごまで位が使い易いです。
スティックは軽量素材になるにつれ値段は高くなる傾向があり、ブレード(ヘラ)と、シャフト(柄)が一体になった木製のスティックは比較的廉価です(3000円〜)。
アイスホッケーで使うスティックと全く同じですが、地面が氷ではない為、ブレードが欠ける確立が高く、テーピング(ブレードに巻く保護テープ)は念入りにする必要があります。
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■:インラインシューズ
始める人が一番最初に買うのがこれではないでしょうか。インライン・シューズ、セット価格の相場はメーカーや種類によりまちまちですが、一般的に1万5千〜3万くらいで購入できます。
シューズの構成
- ローラー・・・ローラーはタイヤ(ウィールという)です。
コートによって硬さを替えてセッティングします。
消耗品で、ローラーの配置により、表面の磨耗の程度が外側と内側で磨耗差が出てくるので、
左右前後の配置換え等、セッティングが必要です。公式大会中は、即、交換できるようにスペアは購入しておくのが良いようでしょう。大体一輪 1.000円くらいです。
- シャフト&ベアリング・・・ローラーを回す軸と滑車にあたる部位です。ローラーにベアリング(滑車輪)を二個両面にはめ込み、シャフトを通し、靴フレーム基部に固定します。
ベアリングも消耗品で、激しいプレーで回転が渋くなることがあり、ローラーと同じようにスペアを用意する必要があります。
- 靴・・・ローラーを基部とする靴です。軽さと履きやすさで選びましょう。 靴の紐(ひも)がほどけ、ローラーを巻き込む恐れがありますので、紐はしっかり締めましょう。
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■:グローブ
クッション入りのグローブです。アイスホッケー用も使えますが、非防水で通気性のよいインライン専用グローブも売ってます。大体一個5000円以上(両手だと1万以上)します。
皮製でない合成繊維は裂けやすいです。補修はマメにやりましょう |
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■:エルボガード
肘(ひじ)を保護するプロテクターです。後ろへ転ぶと高い確率で肘を出してしまいます。必ず装着しましょう。
アイスホッケー用も使えますし、インライン専用も売ってます。普通のローラースケート用の肘当てでも十分対応できます。 |
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■:シンガード(すね当て・レガード)
弁慶の泣き所の脛(すね)と膝(ひざ)を保護するプロテクターです。また、膝だけを保護するニーパットと分離してるものもあります。
アイスホッケーでは、シンガードを装着した上からストッキングを被せ、テープで固定するので、取り付け金具がなくても装着できますが、
インラインホッケーでは、ストッキングがないので取り付け金具がついたものが必要です。
飛んできたパックや、スティックチェックが当たるところなので、あった方が思いっきりプレーできます。大体1万前後します。 |
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■:ズボン or パンツ
下半身の防具に関してはパンツ(インライン用のものがある)の上に、ロンパンといわれるズボンタイプのものを履きます。
ショルダーはつけません。あとはアイスと一緒です。
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■:パック
インライン用の球で、大きさはアイスホッケーのパックをやや扁平にしたサイズです。
ABS樹脂性で軽いです。
地表との摩擦係数を低くするため、接触面はポイントが何個もあります。 |
■インラインホッケー質問コーナー
| Q 体をひねったららしく、間接や筋肉が痛いよう |
| A インラインホッケーは全身を使います。プレー前は必ずストレッチ体操をしましょう。
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| Q 内股の筋肉が痛いよう |
| A ローラースケートは、日頃あまり使わない大腿の内側筋を酷使します。足の筋肉が鍛えられてくると次第に慣れます。 |
| Q のど乾いたよう |
| A インラインホッケーは体の全ての部位を使い、動きもハードなので、短時間で高い熱量を消費します。発汗で血中のミネラル濃度が
かなり低下します。低ナトリウム血症や、熱中症を引き起こすので、スポーツドリンクなどのアイソトニック飲料による水分補給をしましょう。 |
Q 店で何度も履き心地を合わせてみたのに、いつまでもインラインホッケー靴が、足になじまず、困っています。店員さんは、ある程度まで滑らないと、足にフィットしないし、多少痛いのは、
仕方がないと、事前に説明してくれましたが…。 基本的に、靴下は厚手のものが良いのか、それとも薄手のものが良いのか、また、即効性のある方法があれば教えてください。
ちなみに靴はTOURのCODE BLUEです。(9V 様) |
A アイスホッケー、インラインホッケーに関しても同様ですが スケート靴はある程度履いて、靴が足の形にあってくるまでは痛みがあると思います。
ショップにはスケート用のオーブン(スケートを暖めた後に履き、足の形にフィットさせるもの)が ありますので、購入されたショップに相談してみてはいかがでしょうか。
また自宅でできることとして、スケートを広げる(くるぶしに当たる部分をひろげてみる)、袋に熱湯を入れたものをスケートの中に入れて(こぼれないようにして下さい)スケートを暖めた後に
スケートを履き、足の形にフィットさせるなど試してください。 靴下に関しては、個人的にはあまり厚手のものはお勧めできません。どうしても足が痛む場合は痛む部分にパッドを当てる、痛い場所のスケート部分を削るなど試してください。 |
■インラインホッケー イメージ動画 You Tube 配信
■関連リンク
・International Hockey Federation
・Inline Hockey Central web site
・TBL インラインホッケーWEB Magazine
・横浜インラインホッケー普及協会
・インライン床材アイスコート
・第1回インラインホッケー大会2005 in Sapporo
・第2回インラインホッケー大会2006 in Sapporo
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